テルモ、5製品が「グッドデザイン賞」を受賞 26年連続の受賞、2021年度は電子体温計S100が「私の選んだ一品」に選定

2021年10月20日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、電子体温計、注射器、シリンジポンプ、流動食、電子血圧計の5製品が、公益財団法人日本デザイン振興会主催「2021年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせいたします。

 グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、形のある無しに関わらず、課題の解決や新たなテーマ発見を導くデザインを評価・顕彰しています。テルモは、同賞を1989年に人工肺「キャピオックスE CX-E30」で初受賞し、1996年以降26年連続で受賞しています。今年度はさらに、テルモ創立100周年を記念した「テルモ電子体温計S100」が、「私の選んだ一品*1」に選定されました。

 テルモはこれからも、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、人々の健康といのちを支える価値ある製品やサービスを届けてまいります。

受賞製品

※審査委員の評価は、グッドデザイン賞ウェブサイト(https://www.g-mark.org/)に掲載されている文章をそのまま引用しています。

電子体温計 「テルモ電子体温計S100

審査委員の評価コメント

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テルモ電子体温計S100

思わず体温を測りたくなる、そんな体温計だ。
形状は伝統的な水銀体温計をモチーフにしていることで、どこか懐かしく温かい感覚をもつ。
しかし実装は極めて未来的で、つなぎ目のない筐体に文字が浮かび上がったり、ケースに入れると自動充電されるなど、未来の暮らしは、隠れたテクノロジーが懐かしい記憶を蘇らせてくれるのかもと期待させる逸品。

「私の選んだ一品」 に選定した 審査委員 岡本健氏のコメント

一度進化した道具を退化させるのは容易ではない。
この体温計は、水銀体温計という進化以前の佇まいに現代のテクノロジーを詰め込むことで、道具としての利便性を担保しつつ、プロダクトの形を原点に戻している。時流が交差する進化の在り方に高揚した。


関連リンク

製品詳細は、S100特設サイトをご覧ください。 https://www.terumo.co.jp/s100/



針付き注射筒 「FNシリンジ」

審査委員の評価コメント

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FNシリンジ

シリンジ本体に針を埋め込む構造をとることで、注射器に残る薬液の残量を削減。
コロナウイルス対応用ワクチンだと、5回分の薬液から7回*2とれるように改良するなど、薬液の有効な配布に貢献している点が高く評価された。
また筋肉注射対応のため針を長く*3したり、針が外れるリスクをへらすなど、細かい改善が図られている点も信頼できる。
ワクチン接種はタイミングが重要である。
医療大手企業の絶え間ない努力が多くの命を救うのだと実感させられたアイテム。

関連リンク

針付き注射筒(ローデッドボリューム注射器)については、下記ページをご覧ください。
https://www.terumo.co.jp/covid-19/faq/



注射筒輸液ポンプ 「テルフュージョンシリンジポンプ38型」

審査委員の評価コメント

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テルフュージョンシリンジポンプ38型

タッチパネル液晶の導入により、情報の視認性、操作性を向上させる一方、従来の操作方法の変更が現場の混乱を招きうることに配慮し、開始・停止などの基本操作は一切配置を変えず、物理ボタンを踏襲しスムースな移行を実現している。
両手で機器を保持したまま入力操作が可能なインタフェース、薬剤の投与流量など桁間違いを防止するためダイアル方式による数値入力などを含め、医療機器としての信頼、責任に誠実に向き合ったデザインであることを評価した。



半固形・とろみ流動食 「PGシリーズ・F2シリーズ」

審査委員の評価コメント

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PGシリーズ・F2シリーズ

胃ろうを想定した流動食は、経口食とは異なり、合併症を防ぐために配慮が必要だが、摂取速度や粘度にもこだわり、身体に入れるものとして真摯に向き合っている姿勢を評価した。
毎日の食事をサポートする家族や医療スタッフにとっても好影響をもたらすアイテムだ。



電子血圧計 「テルモ電子血圧計T1200」、「テルモ電子血圧計T3200」
*4

審査委員の評価コメント

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テルモ電子血圧計T1200、テルモ電子血圧計T3200

手首式血圧計は、小さくて手軽に測定できるメリットがある一方、手首と心臓の位置次第では、測定結果にブレが生じてしまうリスクがあり、どこか不安が残る側面があった。
そのリスクを、正しいポジションにあるときにはLEDライトがブルーに、低すぎたり高すぎたりする場合にはオレンジに光ることで回避。
より手軽に、かつ正確に測定することが可能になった。
毎日測定することで未病につなげようという企業理念も高く評価した。

  • *1

    グッドデザイン賞を受賞した作品から、審査委員が個人的に気になったデザインやお気に入りのデザインを1つ選定する企画です。審査委員は、デザイナーをはじめ建築家や研究者、ジャーナリスト、企業経営者など多様な領域で活躍する国内外の88名が務めています。2021年10月20日(水)~11月24日(水)の期間中、GOOD DESIGN Marunouchiでは、「私の選んだ一品」の展示をしています。(https://www.g-mark.org/gdm/index.html)

  • *2

    ファイザー社「コミナティ」ワクチンを想定した場合です。FNシリンジは、薬液の残量を少なくする工夫が施されていますが、薬剤や条件によって取れる回数は異なります。

  • *3

    従来からテルモで販売していたものは、皮下投与を想定し、針の長さは13mmでした。このたび、一般的な体格の日本人の筋肉注射を想定して、針の長さ16mmに設計しています。

  • *4

    近日発売予定の製品です。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

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